ハナガサイタ

都内でひっそり暮らすゲイの日記です。

僕の目

こんばんは。直です。

 

金曜の午後と今日はお休みを頂いて、家の近くの大学病院に行っていました。というのも、ちょっと前から困っていた白内障の手術を受けるためです。

 

僕の白内障は、6年前の会社の健康診断で分かりました。先天的なすごく小さなもので、最近まで自覚症状は何もなく、半年に1回コンタクトレンズの購入に併せて経過観察をする程度でした。ところが、この数ヶ月でだいぶ自覚症状が出てきてしまいました。物が霞んで見える、今までよりも眩しく感じる、視力の低下と自覚症状も増えてきていました。仕事でも3と6と8と9を間違えそうになったりして...あぁそろそろ潮時かなぁと思っていたら、11月の定期検査では視力がガタ落ち。。とうとう通っていたクリニックの先生に手術を勧められました。

その先生は、いつもすごく親身に診てくれて、仕事の内容や生活パターンまで気にかけてくれながら、手術を薦め、紹介状を書いてくれました。

 

11月のうちに大学病院に行き、これでもかと言うぐらい色んな検査をしました。大体は何やってるかよく分からない検査なんですが、目の写真を撮って見せてもらったのが一番分かりやすかったです。診察室で自分の目の写真を見たら、やはり真っ白。これがクリアになるんだなぁと思ったら、手術の怖さよりも嬉しさの方が大きかったです。

 

そんな訳で、特に大きな不安もなくて、今日の手術を迎えました。今朝は朝食後に抗生剤を飲んで、昼前に病院に行って30分置きに目薬をしながら2時間待機。

予定の時間より15分ぐらい遅れて呼ばれると、そのまま手術室に案内されました。そして、外来の看護師さん、手術室へ連れて行ってくれる看護師さん、事務の係の人、手術室の看護師さん、担当の先生と何度も同じやり取り。

相手「(フルネーム)さん、お名前はー?」

僕「(フルネーム)です。」

相手「そうですねー♪右左どちらの手術ですー?」

僕「右目です。」

相手「そうですねー♪」

何度もフルネームと、どこの手術ですか?って聞かれると、自分名前間違えたかな?ついにボケたかな?って不安になります。。

手術室に入るとすぐイスに座って、右手に血圧計、左手に心拍計、胸には心電図のパッドという感じであっという間に自由を奪われました。その時になって、左の鼻から鼻毛が( ゚▽゚)/コンニチハしてそうな感覚に襲われましたが、時既に遅し...ソワソワしてしまいましたが、すぐに右目以外見えないように布で覆われたので安心しました。

手術自体は、え?もう終わったの?っていうぐらいあっという間。少し消毒液がしみるぐらいで、全く痛くなかったです。

 

一番怖かったのは家に帰る帰り道。徒歩圏に病院があるので、病院までは歩いて行ったんですが、帰りは右目に大きな眼帯。片目だと距離感が取れないし、もともとド近眼の左目のためのメガネも眼帯の上からだとズレるズレる。この時だけは、彼に付き添ってもらえば良かったと心の底から思いました。

 

実は、手術のことは彼も心配してくれていて、付き添おうか?って言ってくれていました。でも、病院では待たせるだけだし、送ってもらっても寮だから部屋には入れられないからなぁと思って、断ってしまったんです。それでも仕事の合間にLINEくれたりして、だいぶ和ませてもらいました。日程はこれから決めることになりますが、次の左目の手術の時は一緒に来てもらいたいなと思っています。

 

良くなるための手術ですが、一時的に目が不自由になって思うのは、やっぱり目は大事。人工レンズが入るので一定の視力は確保されますが、大事にしていこうと思います。それに、体の他の部分にも言えることだと思うので、これからも自分の体は大事にしていこうと改めて思いました。