ハナガサイタ

都内でひっそり暮らすゲイの日記です。

僕とお酒と彼

こんばんは。直です。

 

今日はお休みだったので、夕方から彼の家に来て夕食の準備をしていました。夕食と言っても、今日のメニューはおつまみばかりです。というのも、彼のお友達から頂いた日本酒を、これまた彼のお友達から頂いたお猪口で飲む。という呑兵衛の僕にはたまらないイベントを開催しております。そして、まだ飲んでます笑

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自分で呑兵衛と言うくらいなので、僕はお酒が大好きです。以前のブログ(僕と料理 - ハナガサイタ)にも似たようなことを書きましたが、僕は田舎で育ったので、小さい頃から地域の行事や親戚の集まりで、大人がお酒を飲む機会に囲まれていました。準備をする母の手伝いをして、祖父や父の隣で訳も分からない大人の話を聞きながら、自分も大きくなったらお酒を飲むようになるんだなと漠然と思っていたのです。

 

そんな僕が本格的にお酒を飲むようになったのは、大学に入ってから。最初の頃は友達や先輩とバカみたいな飲み方ばかりしていて、酔いつぶれたりして辛い時もありました。

お酒って楽しいなぁって思いながら飲めるようになったのは、大学4年になって研究室に入ってからだと思います。僕の入った研究室の先生は学生とお酒を飲むのが大好きで、先生の所に来る企業の人との酒席に僕達を連れて行ってくれたり、ワインゼミという卒論修論とは全く関係ない謎のゼミがあったりして、この頃からお酒に触れる機会もだんだん増えていきました。

先生はよく「これは教育だ!」って笑いながら言っていましたが、まさにそうだったと思います。お酒は楽しく飲むこと。どんなに酔ってもTPOと礼儀をわきまえること。明日の自分を忘れないこと。飲める体を養い、飲んだ体はいたわること。正直、そんなこと考えながら飲んでられませんが(笑)、呑兵衛として大事なことを教わったと思います。

 

社会に出てからは会社の飲み会以外にも、家の近くに馴染みのお店を作って1人で飲みに行ったりもしていました。入社配属は、、それまでの友達が全くいない地域だったので、会社の人以外とも関わりを持ちたいと思ったのがきっかけです。そこは個性的な女将さんと3代目の息子さんの2人でやっている小さいお店で、お客さんもかなり個性的な人が多かったです。20代の若者が1人で飲みに来るのは珍しかったらしく、みんなにかわいがってもらって、今でも頼りになる人生の先輩達に出会いました。5年半前の僕の異動の時には盛大に送別会をしてくれて、泣きそうになったのを覚えています。今は、少し距離が出来てしまいましたが、年に1回は必ずそのお店に足を運んでいます。

 

楽しいお酒は、人との出会いと繋がりを作ってくれるんだと思っています。これが、僕がお酒が好きな理由です。

 

さて、話を今日の宴に戻します。あまりお酒が強くない彼は、もう酔っ払ってふにゅ~ってなっています笑

最高にかわいいですが、ちょっと放置して今日のメニューを紹介します。

まずはお刺身。ほとんどは、魚屋さんで買ったのを盛り付け直しただけですが、ホタテは漬けにして、あいたスペースにゆず釜のなますを置いてます。

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次は、マグロアボカド和えと母から教わった砂肝ポン酢。砂肝ポン酢は実家に帰ると必ずリクエストして、今でも完コピを目指しています。

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トマト好きの彼のためにトマトのおひたし。トマトと白だしってすごく相性がいいです。

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最後は湯豆腐です。寒くなってきたので、温かいものも用意しました。昆布の出汁がきいてて、美味しいです。

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美味しいお酒とおつまみに、酔っ払っためちゃくちゃかわいい彼。あー、もう最高です。