ハナガサイタ

都内でひっそり暮らすゲイの日記です。

彼の誕生日と僕の12月の土曜日

こんばんは。直です。

 

12月1日は彼の28歳の誕生日でした。ゆーさんおめでとう!

 

今年の彼の誕生日は土曜日。12月の土曜日って、僕にとっては思い出深いものがあります。

彼と知り合う前の話になりますが、数年前の12月、仕事が死ぬほど忙しくて毎週のように休日出勤している時期がありました。土曜日に会社に出て、外も暗くなり、時計を見ると19時近く。はぁーってため息ついてると、オフィスとは反対側の窓の外から楽しげな花火の音がしてきます。窓の側まで行ってみると、虹色にライトアップされたレインボーブリッジ越しに花火が上がっています。12月の土曜日は、毎週お台場で花火が上がるんです。土曜日のこんな時間に1人で仕事してる事の虚しさと、キレイな花火を見れた事の嬉しさで、ぐちゃぐちゃになっていく感情が今でも忘れられません。

 

今年の秋、彼と付き合い始めて、彼の誕生日が12月の土曜日だと気づいて、もうこれしかないなと。調べてみるとお台場の花火も、レインボーブリッジの虹色ライトアップも、今年は彼の誕生日が初日。次に彼の誕生日が土曜日に当たるのは11年後。これはもう今年派手に祝ったろう!と思って、2人っきりで夜景も花火も見えるようにホテルまで取っちゃいました。もうこの時点で、僕1人でテンション振り切ってます笑

 

彼には、夜景見るからお台場のホテルに泊まるよー!とだけ言っておいて、早めにチェックイン。いつまでも内緒にしておいて、せっかくの花火を見逃す訳にもいかないので、明るいうちに景色を見ながら今日はあの辺に花火が上がると思うよとネタばらし。

その後は、ラウンジで景色を見ながらお茶飲んで、レインボーブリッジのライトアップが始まって、そのまま食事して、とてもゆっくりした時間を過ごしました。部屋に戻って、ケーキでお祝いして、花火を見て、畳み掛けるようにプレゼントを渡したら...彼泣いてました笑 

大成功です!

初めて2人で迎える誕生日は、思い出に残るような体験を二人でしたいなぁと思っていました。涙を流すほど素直に喜んでくれた彼を見て、僕も嬉しかったです。激務の辛い思い出だった12月の土曜日が、最高の思い出で上書きされて、僕にとっても嬉しい誕生日でした。

改めて、誕生日おめでとう。そして、ありがとう。

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